CBT 勉強日誌#25

腎・尿路系CBT 勉強日誌

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2020年4月12日、13日

MEC e-school講座
内科 16
内科 17
内科 18
勉強時間:310分(100分、110分、100分)

講義の内容

CBT対策講義の内容をまとめていきます。

勉強内容

CBT対策講義の今回の内容一覧

メインテーマは「腎・尿路系

  • 機能と構造
  • 診断と検査
  • アシドーシス・アルカローシス
  • 腎不全
  • 糸球体腎炎
  • RAA系
  • 腎炎
  • 腎癌、膀胱癌
  • その他尿路系疾患
てった
てった

腎臓・尿路系の疾患は様々な種類があって、それぞれ特徴的な所見があるので、他の系に比べてもややこしく感じました…。

覚えるべき内容

・機能と構造
 ・血漿中と細胞内の電解質基準値
 ・血漿浸透圧の式
  →π=Na×2×BUN/2.8×BS/18
 ・物質Aのクリアランス式
  →C(A)=(尿中の物質A濃度/血中の物質A濃度)×尿量
  クリアランス値が大きいほど排泄されやすい
・糸球体における濾過
 ・原尿量(約170ℓ/日)→実際の尿量(1~2ℓ/日)
  →99%は再吸収される
・電解質
 ・Na異常→意識障害
 ・高K→心電図テント状T波→VF(心室細動)→
 ・低K→脱力、多飲多尿
 ・高Ca→QT短縮、多飲多尿
 ・低Ca→QT延長、テタニー、腹痛

高K患者を見たら・・・
最悪の場合心室細動を起こして亡くなってしまう可能性がある→早急な対処
1.心電図チェック(テント状T波確認)
2.グルコン酸Ca投入(心筋保護)
3.Kの補正
 (イオン交換樹脂、グルコース・インスリン療法、生理食塩水+フロセミドなど)

・診断と検査
・画像診断
 ・超音波検査…無侵襲、多くの情報
 ・尿路造影(ヨード造影剤)
  ・静脈性尿路造影(ヨードアレルギー、高度腎機能障害者には禁忌)
  ・逆行性尿路造影(カテーテルを尿道から入れて、造影剤を直接流す)
 ・レノグラフィ
  ・99mTc-DTPAを注射→腎に集積→糸球体に分布→尿から排泄
 ・糸球体濾過量(GFR)=クレアチニンクリアランスに一致
  →クレアチニンが下の二つの条件を満たしているため
  ・糸球体を自由に通過
  ・尿細管において再吸収も分泌もされない

GFRはクレアチニンクリアランスに等しい
原尿量(GFR)=(尿中クレアチニン濃度/原尿中クレアチニン濃度)×尿量
この時上の条件より、原尿中クレアチニン濃度は血中クレアチニン濃度と一致する。

・アシドーシス、アルカローシス
 ・正常値…pH:7.35、HCO₃⁻:24、CO₂:40
 ・HCO₃⁻の変化によるものを代謝性、CO₂の変化によるものを呼吸性という
・アニオンギャップ(AG)…正常値:12
 ・AG=Na⁺-(Cl⁻+HCO₃⁻)
 ・AGが開大する代謝性アシドーシスは3つだけ
  ・ケトアシドーシス、乳酸アシドーシス、尿毒症性アシドーシス
 ・アシドーシスは高Kを合併しやすい
  (例外:下痢、尿細管性アシドーシス)
 ・アルカローシスは低Kを合併しやすい

腎不全
・急性腎不全(ARF)
 ・乏尿、腎腫大
 ・腎前性(腎血流の低下)
  →補液
 ・腎性(糸球体と尿細管の障害)
  →原疾患の治療、利尿
 ・腎後性(尿路閉塞による水腎症)
  →尿路の確保
・慢性腎不全(CKD)
 ・腎萎縮
 ・正球性貧血(必発)
 ・尿量は初期に増加、進行すると減少
 ・Ca↓、P↑
 ・腎性骨異栄養症を合併
 →食事療法、投薬

糸球体腎炎
・急性糸球体腎炎(PSAGN)
 ・溶連菌感染→抗原抗体複合体が腎に沈着
 ・富核、管内増殖性糸球体腎炎
・慢性糸球体腎炎(IgA腎症)
 ・IgAのメサンギウム領域の沈着
 ・慢性扁桃炎の合併が多い
 ・予後因子…尿蛋白量、eGFR

・ネフローゼ症候群…一日蛋白尿(3.5g/日以上)&血中アルブミン(3.0g/dl以下)
 ・高度な浮腫→代償性肝合成能亢進→高Chol血症、ChE↑、血栓傾向
 ・微小変化群(MC)
  ・小児、若年者
  ・蛋白尿のみ
 ・アミロイド腎症
  ・高齢者
  ・蛋白尿のみ
  ・Congo-red染色
 ・膜性腎症(MN)
 ・膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)
・腎血管性高血圧症
 ・腎動脈狭窄→腎血流↓→RAA系↑→高血圧
 ・聴診…上腹部連続性血管雑音
 ・超音波…患側腎の萎縮
 ・CT、MRA…腎動脈狭窄
 ・レノグラム…患側の血流低下

・尿細管性アシドーシス…尿細管におけるHCO₃⁻再吸収障害
 →続発性RAA亢進による、低Kを合併するアシドーシス
 ・Ⅰ型(遠位尿細管障害)…Sjogren Synd.
  ・著名な低K血症
  ・腎周囲石灰化
 ・Ⅱ型(近位尿細管障害)…Fanconi Synd.
  ・軽度の低K血症
・腎盂腎炎…細菌感染による炎症
・糖尿病性腎症…糖尿病→血管障害
 ・蛋白尿、Kimmelstiel-Wilson結節
 ・第1選択薬…ARB、ACE-I

糖尿病性腎症
初期末期
尿所見微量Alb尿大量の蛋白尿(ネフローゼ)
GFR上昇(無症状)低下(腎不全)

・多発性嚢胞腎
 ・成人型多発性嚢胞腎…常染色体優性遺伝
・膀胱尿管逆流
 ・繰り返す尿路感染
 ・排尿時膀胱尿道造影

・腎細胞癌(RCC)
 ・尿細管上皮から発生する腺癌
 ・VHL遺伝子異常
 ・古典的3徴(血尿、側腹部腫瘤、腰背部痛)
 ・腎血管造影→hypervascular
 ・生検は禁忌
・膀胱癌
 ・膀胱上皮から発生する移行上皮癌
 ・喫煙、塗料がリスク
 ・筋層非浸潤癌→経尿道的切除+抗がん剤orBCG
 ・筋層浸潤癌→膀胱全摘除
 ・転移性→化学療法

・尿路結石
 ・長期臥床などがリスク(糖尿病はリスクではない)
・膀胱炎
 ・大腸菌感染
 ・女性に多い
 ・3徴(血尿、排尿時痛、尿意切迫感)…発熱は認めない
・前立腺炎
 ・前立腺腫大
・尿道炎
 ・尿道における炎症

尿道炎
淋菌クラミジア
原因Neisseria gonorrhoeaeChlamydia trachomatis
症状強い症状弱い症状
排尿時痛腹部違和感
膿性分泌物漿液性分泌物
検査培養PCR法
治療セフェム系マクロライド、ニューキノロン、テトラサイクリン
てった
てった

泌尿器感染症の中で、発熱の症状を伴うものは、
前立腺炎 
精巣上体炎 
腎盂腎炎 の3つだけである!

復習クイズ

CBT対策のクイズを解いてみましょう。

今回も5問!全問正解を目指しましょう!

電解質
Na、K、Clにおいて、血漿中と細胞内とで比べたとき、細胞内に多い電解質は何か
Answer
K
ヘンレのループ
ヘンレのループの上行脚で再吸収される主な電解質は何か
Answer
Na(髄質のNa濃度を先に高めることで、集合管での水の再吸収を行いやすくする効果がある。対交流系。)
酸塩基平衡
化学所見:Na 139mEq/l , K 1.7mEq/l , Cl 1114mEq/l , Cre 0.9mg/dl
pH7.26 , PaO₂ 111Torr , PaCO₂ 24Torr , HCO₃⁻ 16.1mEq/l
この患者の診断は何か(2つ)
Answer
下痢または尿細管性アシドーシス
(低Kを伴うアシドーシスはこの二つを覚える)
IgA腎症
IgA腎症において、IgAが沈着する領域をなんというか
Answer
メサンギウム領域
膀胱炎
膀胱炎に見られる特徴的な症状3つを答えよ
Answer
血尿、排尿時痛、尿意切迫感(発熱は含まない)

最後に

これからもこのような形で自分の勉強記録を更新していきますので、応援よろしくお願いします!

腎臓もよく考えられた臓器ですよね。
対交流系のところでは思わずため息が出ました。笑

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今回はここまでです。これからもよろしくお願いします!

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