CBT 勉強日誌#23

消化器系CBT 勉強日誌

本日のメニュー

2020年4月9日、10日、11日

MEC e-school講座
内科 12
内科 13
内科 15(後半)
勉強時間:330分(115分、145分、70分)

てった
てった

消化器系は肝胆膵領域とそれ以外に分けて記録します。
まずは、肝胆膵領域以外のところから!

講義の内容

勉強内容

CBT対策講義の今回の内容一覧

メインテーマは「消化器(肝胆膵領域以外)

  • 消化管の基本構造
  • 胃液、小腸、排便、ホルモン
  • 検査
  • 食道疾患
  • 胃、十二指腸疾患
  • 小腸、大腸疾患
  • 腹膜、腹壁、横隔膜疾患
てった
てった

臓器ごとに分けるとこのくらいですが、それぞれに大切な疾患があります。ひとつひとつ気を付けて見ていきましょう。

覚えるべき内容

・消化管の基本構造
・腹腔内臓器…胃、小腸、横行結腸、S状結腸
・後腹膜臓器…十二指腸、上行結腸、下降結腸、直腸
・マイスネル神経叢…粘膜下層内の神経→消化液の分泌を支配
・アウエルバッハ神経叢…固有筋層内の神経→腸管の蠕動運動を支配

・胃液…(ペプシノーゲン+胃酸)
 ・胃底腺(主細胞、壁細胞、副細胞)
  ・主細胞:ペプシノーゲン
  ・壁細胞:塩酸、内因子
  ・副細胞:粘液

・小腸における消化、吸収
 ・三大栄養素(糖質、タンパク質、脂質)
 ・栄養素のほとんどは上部小腸で吸収される
 ・例外:十二指腸(鉄、カルシウム、マグネシウム)
 ・例外:回盲部(VitB12、胆汁酸)

食道疾患
・食道癌
 ・食道癌の壁深達度分類
  ・早期癌…粘膜筋板まで
  ・表在癌…粘膜下層まで
  ・進行癌…固有筋層以下まで浸潤
 ・浅い層にとどまっている→内視鏡的治療
 ・それ以外は手術、科学、放射線
 ・遠隔転移/気管浸潤→手術適応無し
・食道静脈瘤
 ・背景には肝硬変、門脈圧亢進
 ・吐血(大量出血)
 ・嚥下困難は伴わない
 ・治療
  ・内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)
  ・内視鏡的静脈瘤硬化療法(EIS)
  ・止血困難時→Sangstaken-Blakemore tube
・胃食道逆流症または逆流性食道炎(GERD)
 ・下部食道括約筋の弛緩
 ・食道内pHモニタリング(pH<4)
 ・腸上皮化生を含む細胞→Barrett細胞→食道腺癌のリスク

胃、十二指腸疾患
・胃癌
 ・胃癌の壁深達度分類
  ・早期癌…粘膜下層まで
  ・進行癌…固有筋層以下まで浸潤
 ・腹膜播種(Schnitzler転移、Krukenberg腫瘍)
 ・リンパ行性転移(Virchow転移)
 ・肉眼分類→4型進行癌(スキルス癌)は危険

胃癌の内視鏡的治療の絶対適応
  • 2cm以内
  • 分化型
  • 肉眼的粘膜内癌(≠早期癌)
  • 潰瘍を伴わない

それでもだめなら手術による切除
腹膜播種、遠隔転移は手術適応外

・胃、十二指腸潰瘍
 ・粘膜下層まで組織障害が進んだもの
 ・攻撃因子と防御因子のバランスが攻撃因子に偏ることで起きる

胃潰瘍と十二指腸潰瘍の鑑別
胃潰瘍十二指腸潰瘍
好発中高年(防御因子の低下)若年者(攻撃因子の亢進)
痛み食後空腹時
穿孔しにくいしやすい

・Hericobacter pylori感染
 ・ウレアーゼ活性によって胃内に生息可能
 ・尿素呼気テスト
 ・迅速ウレアーゼ試験
 ・関連疾患…胃炎、胃十二指腸潰瘍、胃ポリープ、胃MALTリンパ腫、胃癌、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)

ピロリ菌感染の治療
  • アモキシシリン
  • クラリスロマイシン
  • PPI

三剤併用除菌療法

・胃ポリープ

pyloriとの関連治療
胃底腺ポリープ正常粘膜色(ピンク)×放置
過形成性ポリープ2cm以上で切除
腺腫性ポリープ白(扁平)切除

小腸、大腸疾患
・大腸癌
 ・便潜血反応(スクリーニング)
 ・下部消化管造影(apple core sign)
 ・大腸癌の壁深達度分類
  ・早期癌…粘膜下層まで
  ・進行癌固有筋層以下まで浸潤
 ・原則として手術
・家族性腺腫性ポリポーシス(FAP)
 ・常染色体優性遺伝(APC遺伝子変異)
 ・100%癌化
 ・Gardner症候群(腺腫性ポリポーシス+骨軟部組織腫瘍)
 ・Turcot症候群(腺腫製ポリポーシス+中枢神経腫瘍)
・Peutz-Jeghers症候群
 ・過誤腫性ポリープ
 ・常染色体優性遺伝
 ・口唇、足底の色素沈着
・虫垂炎
 ・心窩部→右下腹部へ痛みの移動
 ・McBurney圧痛点、Lantz点
 ・穿孔しやすいので速やかに切除
・腸閉塞(イレウス)
 ・機械性単純性イレウス…血流障害なし、金属音
 ・機械性複雑性イレウス…血流障害あり、腸管壊死
 ・麻痺性イレウス…強い炎症で交感神経が亢進→蠕動運動が低下→イレウスを起こす
 ・治療時は絶飲食が必要
・Crohn病、潰瘍性大腸炎

Crohn病と潰瘍性大腸炎
Crohn病潰瘍性大腸炎
原因不明、若年好発疫学原因不明、若年好発
少ない(4万)患者数多い(16万)
認めにくい粘血便認めやすい
回盲部好発直腸
全消化管にとびとびに起こる進展大腸に連続性進行
敷石像、縦走潰瘍内視鏡鉛管状変化
非乾酪性肉芽腫病理陰窩膿瘍、杯細胞減少

 ・治療には5-ASA (抗炎症作用)が有効
 ・Crohn病では成分栄養療法も有効
・痔核、痔瘻
 ・内痔核…歯状線の口側、3,7,11時方向好発
  ・出血(+)、疼痛(-)
 ・外痔核…歯状線の肛門側
  ・出血(-)、疼痛(+)
 ・痔瘻…肛門周囲腫瘍が皮膚に交通したもの
・過敏性腸症候群…器質的異常はないが、下痢や便秘を繰り返す
 ・他の疾患がないことを確認

てった
てった

ちょっと長かったですが、小腸、大腸の範囲は終わりです。
あと少し!がんばりましょう!

腹膜、腹壁、横隔膜疾患
 ・腹膜炎
  ・Step1:粘膜層にとどまる→腹部全体的な痛み(内臓痛)
  ・Step2:局所の腹膜に炎症→鋭い痛み(体性痛)、腹膜刺激症状(反跳痛、筋性防御)
  ・Step3:腹膜全体に炎症(汎発性腹膜炎)
      →腹部全体の激痛、反跳痛、筋性防御(板状硬)、麻痺性イレウス
      →緊急手術適応
・ヘルニア…本来あるべき場所から臓器がずれてしまうこと
 ・内鼡径ヘルニア…ヘルニア門は内側鼡径窩
 ・外鼡径ヘルニア…ヘルニア門は内鼡径輪
 ・鼡径ヘルニアの治療
  ・小児には腹膜鞘状突起の結紮術
  ・成人にはメッシュプラグ法

復習クイズ

CBT対策復習クイズ!

今回は〇問!

悪性貧血
悪性貧血で産生される抗体は何の抗体か
Answer
抗内因子抗体
内因子とは胃の壁細胞から分泌される物質で、VitB12の吸収に必要。VitB12が吸収できないとDNA合成ができず、巨赤芽球貧血をおこす。
胸部X線
腸管の穿孔が疑われるX線所見は何か
Answer
free-air
胃癌
胃癌の転移であるSchnitzler転移とはどこへの転移か
Answer
Douglas窩転移
大腸癌
大腸癌の下部消化管造影で見られる特徴的所見は何か
Answer
apple core sign
ヘルニア
ヘルニア内容がヘルニア門にはまり、容易に戻らなくなることを何というか
Answer
嵌頓
嵌頓に血流障害が加わり、ヘルニア内容が壊死することは絞扼という
てった
てった

お疲れ様です。次回は消化器の肝胆膵領域です。

最後に

これからもこのような形で自分の勉強記録を更新していきますので、応援よろしくお願いします!

消化器は多くの医学生にとってとっつきやすいと認識されている科目だそうです。
僕もその一人です。笑

とっつきやすいところはより深くまで勉強できる良い入口です。頑張っていきましょ!

感想などコメント待ってます!

Twitterもやってます!フォローよろしくお願いします!↓

@tttettablog

今回はここまでです。これからもよろしくお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました